top of page

​ご挨拶

スポーツを日本の産業の一つにしたいという想いで12年前の2004年に日本初となるプロバスケットボールリーグ『bjリーグ』を立ち上げました。当時は、プロ野球も人気のセ・リーグ、実力のパ・リーグといわれ今の地域密着の形態にはなりきれておらず、サッカーもJリーグができ人気は上昇していましたが現在のような繁栄までは至っていませんでした。そこで、アリーナスポーツのバスケットボールにプロができればスポーツ全体として、日本の産業として確立するのではないかと考えました。

その後、2020年に東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まり、スポーツ庁が誕生するなどスポーツを取り巻く環境は大きく変化しました。

私が17年間勤務したリクルート社を退社してベンチャー企業としてプロリーグを立ち上げる時は、妻には猛反対され、親に勘当されました。そういった時代から、スポーツに対するビジネス的な見え方も大きく様変わりしています。最近では、学生がプロスポーツを就職先として考えるようにもなり環境は改善しています。そういった環境の変化に『bjリーグ』が果たした役割や意味があったのではないかと自負しています。

『bjリーグ』は、2005年11月に6チームで発足し、2016年5月に24チームまで拡大した後、NBLと統合し『Bリーグ』となりました。年間観客動員は初年度26万人だったものが、110万人にまで増加し、毎年10%の成長軌道にのりました。有明コロシアムでのファイナルは3年連続完売となり、派手に演出され、熱狂の坩堝となるアリーナスポーツの最高峰を極めました。11年間、その最高のイベントの責任者をさせていただけたことは感謝の一言に尽きます。

今後、私が経験した貴重な体験、経験を私個人で終わらせことなく、次世代の若い人達や、多競技、また他業種、関連業種にも活用してもらいたい、また活用してもらうことが、稀有な経験させてもらったことへの恩返しになると考えました。

そして、スポーツのコンサルティングという形でスポーツ界に貢献できればとの想いから株式会社スポクリを創業しました。『スポクリ』はスポーツをクリエイトする、また、スポーツで社会をクリエイトするという気持ちを込めて命名しました。微力ではありますが、まずはここから日本のスポーツ界を大きく飛躍させるお手伝いをし、スポーツの持つ力で世の中に貢献したいと切に思っています。

 

代表取締役 阿部達也

​代表ご挨拶

bottom of page